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QA-336|タンタルは、金を溶かす王水にも溶けないのですか?

タンタルは、150℃未満では、金を溶かす王水にもほとんど侵されません。聞き慣れない王水という言葉は、タンタルの変質しにくさを知るための、分かりやすい物差しです。

王水とは、塩酸と硝酸を混ぜた強い酸です。錆びたり変色したりしにくいことで知られる金さえ溶かします。その王水に対しても侵されにくいことから、タンタルが化学的にとても安定した金属であると分かります。

その理由は、タンタルの表面に自然にできる、ごく薄い保護膜です。目には見えませんが、この膜が素材を守り、金属が溶け出しにくい状態を保ちます。

もちろん、結婚指輪を王水へ入れる場面はありません。大切なのは、この性質が、汗や水分に触れる毎日の中でも変質しにくいことにつながっている点です。黒い塗装ではなく、素材そのものの深い黒灰色を長く楽しみたい方にとって、安心して比較できる材料の一つになります。

金属アレルギーを優先して選びたい方は、耐食性だけで決めず、リングに使う素材、石留め、異素材の有無まで含めて確認します。色や重さも実物で比べながら、自分に合う一本を選べます。

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