婚約指輪に見られるピンクなどの鮮やかな色は、多くの場合「陽極酸化」と呼ばれる技術によって生み出されています。国内でこの技術を扱う工房はまだ数少なく、あまり知られていない選択肢のひとつです。
これは、チタンやジルコニウムなどのレアメタルの表面に電気化学的な処理を施し、金属そのものに色を発生させる技術です。色素や顔料を「塗る」のではなく、金属表面にごく薄い酸化膜を形成し、その膜が光を反射・干渉することで発色する、いわば金属の性質を利用した発色方法です。
一般的な塗装やメッキとは仕組みが根本的に異なり、金属本来の質感を保ちながら、優しく上品な発色を表現できる点が特徴です。プラチナやゴールドの定番デザインとは一線を画す、個性的な婚約指輪をお探しの方に選ばれています。
