DLCは、リング表面に硬い黒い被膜を形成するコーティング技術です。工業用途にも使われるほど高硬度ですが、コーティングである以上、絶対に剥がれない・欠けないとは言い切れません。
特に指輪は、スマートフォンやドアノブ、工具、金具など日常的に硬いものと接触しやすいジュエリーです。強い衝撃や角への負荷が繰り返しかかると、表面に傷や剥がれが生じることがあります。
ただし、この「剥がれ」は必ずしも悪いことではありません。
使い込むほどに黒い被膜が少しずつ削れ、下地の素材(シルバーやチタンなど)がのぞくことで、独特の風合いが生まれます。これは真鍮やブラックコーティングのアクセサリーで見られるような、经年変化・エイジングとして楽しまれる方も多くいらっしゃいます。世界に一つだけの表情に育っていく過程として、あえて手を加えずに使い続けるという選び方です。
一方で、購入時の均一な黒さを保ちたい場合は、再コーティングも可能です。
ただし、以下のような条件により対応方法や可否が変わります。
• 石留めがある場合:宝石の耐熱性や留め具の構造により、コーティング前に石を外す必要がある、または再コーティングができない場合があります
• リングのデザイン(表面加工・エッジ形状など)によっては、均一な仕上がりの再現に制限が出ることがあります
• 母材の状態によっては、再研磨してから再コーティングする工程が必要になる場合があります
「経年変化を楽しむか」「新品同様の黒さを保つか」は、どちらが正解というものではなく、お好みの問題です。
セブンドリームスでは、ご購入前に石留めの有無やデザイン、普段の使い方を伺ったうえで、どちらの楽しみ方にも対応できるようご案内しています。
