カラーリング結婚指輪ってどんなリング?
カラーリング結婚指輪とは、ショップにより呼び名は若干違いますが、
写真のように美しくあざやかに素材そのものを発色させた結婚指輪のことです。


メッキあるいはコーティングのように、別の素材で表面に皮膜を
着けるのと違い、素材そのものの性質を利用して表面に膜を作り出します。
この膜のプリズム効果によって、リングにあたる光が分離されることで
鮮やかな色彩がリングに宿ります。
この綺麗な発色は素材の特性を活かしたものなので、どんな素材でも出来るわけでなく、
色付け可能な結婚指輪素材は、主に
<チタン>と<ジルコニウム><タンタル>の三種類の素材となります。
カラーリング結婚指輪のメリットとは?
■何と言っても鮮やかな色合い
通常、結婚指輪はゴールド・プラチナで作られていて素材そのものの色がリングの色となります。
なので基本的に銀色か金色の2色となります。


■K18グリンゴールド&ピンクゴールド結婚指輪 ピンクゴールドや、シャンパンゴールドのように、
金属の配合によって独特の色合いを出したものもありますが、
青や、赤、イエローなどを鮮やかに発色するのは困難です。
発色の特徴として、前にものべたように表面に作り出した膜のプリズム効果で
色が生み出されるので、メッキやコーティング、樹脂のような不透明な色合いではなく、
宝石のような透き通った透明感が魅力的な色彩です。

■好みでオリジナルでアレンジしたグラデーションづくりもOK
狙った色を的確に出すことが可能なので、一色だけでなく、好みの色合いを
カラーチャートを見ながら、グラデーションで発色可能なのも強み。
夜明けの空のようなグラデーション。
沖縄のサンゴ礁の深くなるにつれて変化するブルー・・などなど
色だけでまるで絵画のような個性的なストーリーあるドラマチックな
マリッジ・エンゲージリングに仕上げることが出来ます。
輝くダイヤの追加もお勧めです。
■漆黒のブラックと鮮やかな色彩の競演も可能
対象となる素材はジルコニウムに限られますが、濃いブラックとカラーの2トーンの発色も可能です。
夜空に上がる花火のような、インパクトあるシンプルなデザインも可能です。
店舗で試着が出来ます。
■カラーチェンジでがらっとイメチェン可能!
一度発色した色からカラーチェンジに対応できるショップもあり、
「最初はブルー、数年たってイエロー~ピンクへカラーチェンジ」
なんてことも可能です。自分らしく出来る事は幸せです。
※ショップにより対応の有無があります。
■金属アレルギーフリー
発色に対応できる素材<チタン><ジルコニウム>は、医療器具にも使われる、
人体への安全性がとても高い素材。金属アレルギーに対しても安心です。
カラーリング結婚指輪のデメリットとは?
■プラチナ/ゴールド系素材はできない
基本的にプラチナ・ゴールド素材はこのカラーリングに対応できません。
例えばプラチナにブルーや赤い色でデザインを施したい場合、樹脂などで色入れすることになります。
■発色出来るリング素材は限られる
発色できるリングの素材は、この発色技術と相性がいいものに限られ、基本的にチタンとジルコニウムに限られます。
※当店はこれ以外
<地上で最も黒い金属|タンタル>
<もっとも希少なレアメタル|ハフニウム>
にも発色可能です。
内側に花をモチーフにした柄など文字入れが出来ます。
■長く使用するうちはがれるリスクがある
カラーの膜は、日常生活で腐食したりすることはまずない強いものですが、
強くこする、硬いものがあたるなど、リングをお使いになる環境により、色のはがれが起きる事があります。


【メンテナンス代金】 ・単色:¥8.000+税 ・グラーデーション ¥12.000+税
●指輪の傷取:無料
当店でメンテナンスに戻ってくるリングの色落ちの状態も、
数年たつてもきれいな状態の場合もあれば、かなり色がなくなっていることもあり、
一概にどのくらい持つとはいいがたい部分があります。
色落ちが気になってきた場合、再発色サービスをご利用になるのも良いかと思います。
※ショップにより再発色への対応は異なるようです。購入前にご確認ください。
■サイズ直しの際少し面倒かも
カラーリングできる結婚指輪の素材<チタン><ジルコニウム>は、サイズ直し、
特にカットを伴う2サイズ以上のサイズ直しとなると、伸ばす部位は加工中色がはげてしまいます。
元どうりにするためには、色おとし&再発色が必要となります。
その際は追加で費用が発生する時があるかも知れません。
ショップにご確認を。
セブンドリームスのカラーリング結婚指輪について
当店のカラーリング結婚指輪への対応について。
<対応素材>
・チタン ~カラーリング対応素材として最もポピュラー
・ジルコニウム ~カラーリング対応結婚指輪のメイン素材
・タンタル ~一番黒い金属かつ最高ランクの希少性あるレアメタルに
カラーリング出来るのは国内でも数事例
タンタル発色リングです。
・ハフニウム ~レアメタルとしての希少性が最高ランク。金属アレルギーへの安全性もトップレベル
<まとめ>
鮮やかな発色が魅力の<カラーリング結婚指輪>のメリットとデメリット
についてお伝えして来ました。
このカラーリングは、製作していても透明感がある宝石に近い色合いに見とれます。
カラーリング入りの結婚指輪が気になっている方は、本サイトの事例ページ
がございますのでご参考になれば幸いです。
またカラーリング結婚指輪に関するご質問は、いつでもこちらから
よろしくお願いたします。
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