金属アレルギー対応 タンタル結婚指輪|病院で金属アレルギーの検査を受け、金やプラチナも使用できない診断結果【OR-1980】
LINEからご予約いただいたこちらのカップル。男性は金属アレルギーをお持ちで、事前にしっかりと病院で検査を済ませてからご来店くださいました。女性はとても優しい印象で、終始笑顔で頷かれていたのが印象的でした。
【タンタル素材について】
素材には、金属アレルギーの方にも安心してご使用いただける希少金属「タンタル」を採用しています。
化学的に非常に安定しており、医療用の体内埋め込み器具にも使われるほど、安全性が高い素材として知られています。
お二人でしっかり調べて強くご希望されました。
また、深みのある美しいグレーの色味から光によって黒色に見え高級感のある光沢、そして高い耐久性を備えており、日常使いの結婚指輪として末永くご愛用いただける素材です。
【うさぎの刻印】
お話を伺う中で、最近亡くなった飼い猫の「うさぎ」への深い愛情がひしひしと伝わってきました。
「内側にうさぎの刻印を入れることもできますよ」とお伝えすると、お二人の表情がパッと明るくなり、「ぜひ刻印を入れたいです」と強いご希望をいただきました。
お二人は事前にWebで素材の情報をしっかりと調べてくださっており、タンタルを希望されていました。男性は和紙柄の質感に惹かれ、女性はダイヤモンドを7石入れたいという想いをお持ちでした。
また、「うちのうさぎは耳が立っていたんです」というお話から、内側にはイニシャルとともに立ち耳のうさぎのシルエットを刻印することが決まりました。
完成した指輪をお渡しすると、「本当にここにお願いして良かった。これからずっとこの指輪を宝物のように大切にします」という、心温まるメッセージをいただき、私たちスタッフ一同も深く感動しました。
【日本の伝統美が息づく和紙柄のデザイン】
日本の伝統美が息づく和紙柄のデザインは、私たちの「WASHI」シリーズならではの特別な意匠です。
自然のかたちや季節の移ろいを文様に映し込むという日本独自の美意識を受け継いだこの柄は、和紙や染織、陶芸など多くの工芸の中に息づいてきました。
この和紙柄もまた、職人が一本一本手作業で仕上げていく中で、和紙特有の繊細な凹凸やどこか懐かしい風合いが浮かび上がります。
型に頼らず一つひとつ作ることで、大量生産では表現できない“ゆらぎ”や“余白”が生まれ、同じものは二つと存在しない唯一無二の表情を持つリングに仕上がるのです。
まるで平安の紙漉き職人が一枚ずつすいた和紙のように、100本あれば100通りの個性が現れる——それが、和紙柄リングの魅力です。
日本の歴史と美意識が息づくこの表情は、ふたりの絆を象徴する結婚指輪にふさわしい、特別な価値を持っています。
【商品詳細】
品番:OR-1980
カテゴリー:結婚指輪(和紙柄)
素材:タンタル
リング幅:メンズ 4.0mm/レディース 3.0mm
特徴:和紙柄テクスチャー、7個のダイヤモンド(レディース)、うさぎモチーフの刻印
納期:約3ヶ月前後
【制作プロセス】
ご注文をいただいてから、職人が一本一本丁寧に手作業で仕上げていきます。
ダイヤモンドや誕生石の追加、配置のカスタマイズも可能です。
また、オリジナルの刻印についてもお気軽にご相談ください。
【和紙柄製作技法】
和紙のような繊細な風合いを金属に再現する、当店独自の技法によって制作されています。
手仕事で生まれる微細な凹凸が、光の当たり方によってさまざまな表情を見せる、奥深い魅力を引き出します。






