金属アレルギー対策は素材の選び方がカギ
年々増加傾向にある金属アレルギー。特に結婚指輪など、毎日身に着けるアイテムでは、肌に優しい素材選びが何より大切です。
私たちがチタン製のアレルギー対応マリッジリングを手がけたのは2011年3月。それ以来14年以上、アレルギーに悩む多くのお客様へ、安心して着けられる指輪を届けてきました。
この経験をもとに、金属アレルギーの基礎知識と、素材選びのポイントをご紹介します。
金属アレルギーとは?
金属アレルギーは、金属が皮膚に触れることで起こる「接触性皮膚炎」の一種です。
アクセサリーやファッションの多様化により、金属に触れる機会が増え、
発症者も年々増えています。

主な原因となる金属
- ニッケル(最も多い原因)
- コバルト
- クロム
- 金(純度が低い場合)
- 銀
- 銅
主な症状
- かゆみ
- 赤みや湿疹
- 水ぶくれ
- 乾燥・ひび割れ
- 稀に痛みを伴うケースも

素材選びでアレルギーを防ぐ
従来の素材に潜むリスク
|プラチナ
- 高純度であれば比較的安全
- ただし合金やロウ材に含まれる金属が原因となる場合あり
- 価格は一般的に高め
|ゴールド
- 純度が低いほどアレルギーリスクが上がる
- 18金・14金 10金などの合金は要注意
- K18でも体質によっては反応することも
アレルギー対応の注目素材

|チタン
- 医療用インプラントにも使われる高い生体適合性
- 非常に軽く、快適な着け心地
- 手の届きやすい価格帯
- 軽い
- カラーリングが可能
|ジルコニウム
- チタン以上に高い生体適合性とされることも
- シックで高級感のある色合い
- 加工性に優れ、デザインの幅が広い
- 軽い
- カラーリングが可能
|ハフニウム
- 医療分野でも注目されるレアメタル
- プラチナのような明るい銀白色の光沢
- 希少性があり特別感を演出
|タンタル
- アレルギーを起こしにくい金属として評価が高い
- 深みのある色味と重厚感
- 非常に硬く、長期間の使用に適している
- カラーリングが可能
安心して選ぶための4つのステップ
1. アレルギー検査を受ける
- パッチテストで原因金属を特定
- 医療機関での相談が安心
- 過去の症状や履歴も要確認
※アレルギーを持っている方でご心配な方は
ご来店前に事前に医療機関で金属アレルギーの検査を
受ける事をお勧めします。

2. 素材選びのポイント
- 生体適合性の高さ
- 合金に含まれる金属成分 例)K18 シルバー&銅など
- デザインや価格とのバランス
3. 実際に着けてみる
- サンプルリングで装着テスト
- 季節や汗の影響もチェック
- 数日間使ってみて違和感がないか確認
4. メンテナンスも考慮して選ぶ
- 定期的なクリーニングや点検が可能か
- 再仕上げなど経年変化への対応
- サイズ直しや修理の体制が整っているか確認
医療技術とともに進化する安全素材
医療用金属の信頼性
医療現場で使われるインプラントや機器には、生体に優しい金属が採用されます。
その技術はジュエリーにも応用され、安全性とデザイン性の両立が進んでいます。
加工技術の進歩
- ナノ技術による耐久性向上
- 表面処理によるアレルギー対策
- 新素材や高純度金属の研究も進行中
素材ごとの価格目安(税別)

※価格はデザインや仕上げ内容により変動します。
お客様のリアルな声
「プラチナで肌荒れして困っていましたが、ジルコニウムに替えてからは全く問題ありません。見た目も気に入っています!」
― T様(30代・女性)
「チタンリングを3年間使っていますが、アレルギーは一度も出ていません。軽くて装着感も抜群です。」
― M様(20代・男性)
「ハフニウムのリングにして大正解でした。プラチナのような輝きがあり、安心して毎日使えます。」
― K様(30代・女性)
安心の保証とアフターサービス
万が一アレルギー反応が出た場合、素材の無料変更対応
定期メンテナンス・クリーニングサービスあり
サイズ直し・再仕上げも対応可能
(※レアメタル素材はサイズ直しが不可のもあります。ご相談ください。
素材やアレルギーに関するご相談は随時受付中
まとめ:毎日に安心をもたらす指輪選び
金属アレルギーがあっても、素材選びにこだわれば毎日安心して身に着けられる指輪が見つかります。
ぜひ私たち専門スタッフと一緒に、おふたりにぴったりの素材とデザインを見つけましょう。
無料カウンセリング受付中
アレルギーや素材について不安がある方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
※本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、
診断・治療については医療機関へご相談ください。