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「もしもし、私し以前そちらの5Fに勤めていたものです。・・・・・・・」
かなりドキドキしながら受話器を握っていた。
そういえば私が洋食器売り場にいた時の主任が1Fの宝飾売り場に何年かいたはずだからその主任を訪ねてみよう。
電話交換の女性が優しく応対してくれた。
「どこにおつなぎいたしましょうか??」
「1Fの神林主任様にお願い致します。」
「すみません。その方はもういらっしゃいません。」
うそーーー。どうしよう・・・。それもそのはずよね。
もう何年も前だからいる方がおかしいかも!!
エーン
よしこうなったら、今どこにいるのかを聞いてみようと思い思いきって聞いてみた。
「今、神林主任はどこにいらっしゃいますか??」
「申し訳ありせん。わかりかねます。」
この答えは聞きたくなかったな-----。と心の中で思った。
しょうがない。「5Fにつないでいただけますか??」私はあきらめずに以前勤めていた洋食器売り場へ電話を回してもらった。
なんと私が知っている人はほとんどいなかった。やはり、あたりまえの事だと思い
電話を切ろうと思った。ちょっと待って!!あの人は??同じ5Fの人でした。
唯一違う売り場に1人だけ主任の現在の居場所を知っている人に出合い何とか電話番号を聞く事が出来た。なんと現在は、弟さんと一緒に会社を興しそこの社長をしているということでした。
でも何と言っても本当に私が18歳の時に一緒に働いていた主任なので覚えているかどうか分からないという不安がありましたがとりあえず、電話をしてみる事にした。ドキドキドキ
この後、本当に久しぶりに再会を果たしとても懐かしかったし嬉しかった。そして色々と宝石について教えていただいた。実は、社長は井筒屋と交流があり、なんと黒埼井筒屋の支店長を紹介してくれることになった。
井筒屋の社員だった私としては、支店長は雲の上の人で、年に1度お会いできればいい方だったので、
いきなりの話でびっくりしたが ただ、
本当に凄いチャンス
だった。
この商談でうまくいけば必ず道は開ける。
いよいよ商談の時、支店長は私の前のソファーに座り優しい笑顔で迎えてくれたが、私は緊張のあまり何を話そうか考えることさえ出来なくなってしまっている。
オーストラリアに単身でオパールを仕入れにいった事やフェアーの時にオパールを販売させて欲しい事など具体的にお話しした。必死だった。人生がかかっているといっても過言ではない。デパートと取引している宝石屋になるのとならないのとでは、全く世間からしての信用が違う。頭の中がくるくる廻っていた。
「今度、お得意様フェアーが別館であるので、そこで販売ブースを設けましょう。」
と支店長が言った。
「ほんとーーーー。うれしい。ありがとうございます。」
大げさですが、
道が開けた瞬間
です。支店長が私にチャンスをくれたのだった。こんなたった1人でオパールを仕入れているしかも何十年も前にやめた元社員に・・・。信頼してくれたんです。
私はこのことが1番嬉しかった。
そして、そのフェアーでかなり売り上げがあがり、九州ほとんどのデパートとの契約が決まった。
井筒屋 岩田屋 熊本の鶴屋 鹿児島の山形屋 大丸 ありとあらゆるフェアーに参加し、海を渡り私が仕入れたオパールはたくさんのお客様の元に届いた。
私が1年前にイメージした事が、1年後の今、実現した。
いかに自分の人生をイメージするかイメージ力がもしかしたら1番大切な事かもしれないと思った。
(15話に続く・・・・・。)
■□■□ここで一息 みきのちょっと不思議な話□■□■
私が日本に帰ってきてからまず、3DKあるアパートを探し始める事になった。
全財産 宝石を買ってしまったので、家賃¥45.000ぐらいで駐車場は勿論有の物件がいいなーと思っていた。
(実はまだ私は化粧品の所長もしていて傘下に15の代理店を持っていた。1ヶ月1回ぐらいは所長会議もしないといけないし、お手入れに来るお客様もまだ たくさんいた。)
まずは不動産周りをはじめなかなかいい所は無かった。結構大変だんなーと思いながら1つの綺麗な物件を紹介してもらい早速行って見ることにした。
私の化粧品のお客様が15人はいる飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びている不動産関係の会社のすぐそばの物件でした。ここだとお客様がお手入れに来るにもいいし、結構 中も綺麗だし なかなかいいなーと思いました。
実は私の知り合いは霊感がとても強く、その知り合いに物件のことを相談した時に、「その物件はやめときなさい」と言われたのです。もう少ししたらいい所が見つかるのでそして、その部屋に入る時は玄関と部屋の4隅お塩とお神酒をまきなさい。そうすれば人がどんどん来て繁盛する場所になるから・・。と言われました。
そう言われてから、夢を見ました。3DKの部屋の間取りが出てきたのです。
少ししてから違う不動産を訪ねると、ちょうどいいのがあるのでと連れて行ってもらった部屋を見てびっくり。
私が、夢で見たのと一緒だったので・・・。勿論家賃は¥45.000で駐車場つきでおまけに工務店の持ち物なので夜は30台は入る駐車場は自由に使っていいのだ。(所長会議にちょうどいい。)
この物件を契約してから半年がたった時 衝撃的な事を聞いてしまったのです。
なんと、私の化粧品のお客様がいる飛ぶ鳥を落とす勢いの不動産の会社が倒産してしまったのです。
「
うそーーーーーーーー。
」本当にびっくりしました。
やっぱり、あの物件にしなくて良かったのだ。
その後、勿論ここでの商売は最高にうまくいったのだ。
実は、何年か前に気ずいたのですが、なんとなく嫌な時、気が乗らない事はやめた方がいいです。あと、自分はとても気が乗っているが、邪魔がどうしても入る時も同じくやめた方がいいです。
この事は当たり前のように思いますが、とても大切な事です。
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