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ここオーストラリアのシドニーに着き、まずすることはパースで作った銀行カード(キャッシュカード)を受け取りにいかなければならなかった。支店もたくさんあるので、パースの銀行員に聞いた住所を訪ねた。口の周り髭だらけの貫禄のある人が私のカードを持ってきてくれた。
「こちらにサインを、、、。」無事に受け取ることが出来たので、
本当によかった!!
フーー。
まず、まず鉱山の女性オーナーにホテルから、時間と、日程の確認の電話をしたが、
かなりなまった英語
を使っていたので、正直本当に聞き取れませんでした。特に電話は聞き取りにくく、、何度も聞きなおしたので、オーナーは途中かなり機嫌が悪くなった。ただこれを確実に約束しとかないと、私の命にかかわると思いこちらも
必死
だった。
実は、オーナーが、好意で私を空港まで迎えに来てくれるとの事でした。私としても砂漠の真ん中なので、それでなくても不安でいっぱいなに、このご好意に甘えないと、若い?女1人では、生きてホテルまでいけないかも、、、。と思った。
(内心すごーーく不安)
シドニーから、ダブーという所まで行き、そこからライトニングリッジに入っていく。夢に見た?
夢が今まさに叶おうとしているが、私にとって、もしかして義務的夢なのかもしてない。なぜなら、夢はかなえる前はワクワク、ドキドキするものだと思うし、普通の旅行なら、楽しみがいっぱいのはずなのに、私の場合、そこに行った人がいないので、全く情報が無いし、写真で見てもとても楽しそうではないしむしろ怖い。ワクワクや、ドキドキは無く
がたがた
している。ただ、この道なくして私の未来は無いと思った。
シドニーから、ダブーまでは、20人乗りくらいの小さな飛行機で、1時間もしないうちに小さい空港に着いた。言うまでも無く日本人は、誰1人乗っていなかった。(もしこの飛行機が落ちて、新聞に載る時は日本人1人と書かれるだろう。)とか、思いながら小さな空港で、ジュースを飲んでいると、かっこいい小柄な、トムクルーズに似た男性から声をかけられた。
「ライトニングリッジに行かれますか??」
「私に付いて来てください。」
私は、言われるままに彼に付いて行ったが、ふと後ろを振り向くと
なななんと誰もついてきてなーーい。
(
エーー。
もしかして私だけ?! うそでしょう。)
かっこいい彼はパイロットで、4人乗りの小さなセスナ機に案内してくれた。翼に蓋がついていて、その中に私の大きな荷物を入れてくれた。何も解らない私は、パイロットが翼の蓋を開けた時私がその中に入るのかと思いかなり
不安
になってしまった。そんな訳絶対に無いのにそう考えた自分が、かなり情けなかった。かろうじて、口にしなかった事は、せめてもの救いでした。
家1軒も無い狭い空港みたいな所に到着した。もしかしたらここが夢?にまで見たと、こ、ろ。
不安通りでした。
汚いトイレと落書きだらけの公衆電話、もちろん自動販売機なんかは無い。
さすが、砂漠。乾いた空気、土の何とも言えない臭い。ただ、風が吹いているのをみつめてたたずんでしまった。かっこいいパイロットが、小さいセスナ機の点検を始めた。それをボーーと見ながら
オーナーが迎えにくるのをひたすら待っていた。
夢の第1歩を踏み出してしまった。
喜ぶべきか?
悲しむべきか?
とにかく私は複雑な思いでした。
(
第9話へと続く、、、。
)
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