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約束を守る男たち・・・ 彼が現れたとき、 そんな映画のコピーを思い出しました。 今回のペンダントはそんな男前な男性のオーダーでスタートしました。
エンジニアから 転職したてのセールスをスタート したばかりの彼に出会ったのは ビジネスマンの交流会でした。
きびしい実績主義の世界、 ときおり訪れる彼の表情は 穏やかでしたが、 大変さは十分伝わってきました。
職になじむ間も無く、 さまざまな困難が彼に 降りかかりました。
彼に責任のないことといえ、 長男としての責任を果たすべく 努力を続ける姿が続きました。
そんな困難な中、 彼は困難が他人事であるかのように、 折を見てはお客様を伴って、 あらわれては、私たちを情熱を込めて、 <お勧めのジュエリーショップ> と紹介いただきました。
なにか家族・知人にお祝い事があれば、 必ず贈り物を求めに また私たちのドアをたたきました。
<する>と言ったことは、 状況に関わらず必ずするのです。
なれないセールスは、 積み上げては崩れる苦闘が続いた 様子でした。 よくしていただくのはうれしいですが、 申し訳ない思いもありました。
ある日店頭に現れた彼は、 ショーケースのブラックオパールに 目を留めました。 「これいいですね!」
それは大粒の、深みのあるブルーが 美しいブラック・オパール。 かなりよいオパールです。
・・・そんな状態じゃない・・・ 決して順調といえない仕事の様子を見ても 内心とても勧める気にはなれませんでした。
それでも彼は、 来る度にため息をつきながら オパールを眺めては、 「まだありますね!」 と言い残しては帰ってゆきました。
年末も迫ったある日、 彼は現れると、 「一区切りついたので、あれを作って下さい。」
とうとうオーダーを切り出しました。
今彼は、出来上がったペンダントを胸に 立ち上げた会社のトップとして、 忙しく駆け回っています。
<言ったことを状況に関わらず実行する。>
その誇りが、<達成の石>ブラック・オパールとして いま彼と共にあります。
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